未経験からエンジニアを目指す人が最初に直面する大きな壁が、プログラミング言語の選択だ。世の中には数多くの言語が存在し、どれから手をつければ良いのかわからなくなるのも無理はない。しかし、言語の選び方にはいくつかの明確な指針がある。
最も重要なのは、自分が何を作りたいかを基準にすることだ。例えば、スマートフォンアプリを開発したいならSwiftやKotlinが候補となる。また、WebサイトやWebサービスを作りたい場合、見た目を作るHTMLやCSSに加え、裏側の処理を担うサーバーサイド言語を学ぶ必要がある。サーバーサイド言語は複数あり、作りたいサービスの種類によって最適な言語が異なるのだ。そのため、「これからプログラミングを習得するならPHP」のような一つの言語で何ができるかを紹介しているサイトを参考に、自分の目的に合うかを見極めるのが良いだろう。
そして、もう一つの大切な観点が、その言語の需要と学習のしやすさだ。せっかく習得しても、実際の仕事が少なければ意味がない。求人サイトで言語名を検索し、どれくらいの募集があるかを確認するのは有効な手段だ。初心者が学びやすいように設計された言語や、インターネット上に学習情報が豊富な言語を選ぶことで、挫折するリスクも減らせる。
最終的にどの言語を選ぶにしても、まずは一つの言語を深く学ぶことが欠かせない。一つの言語を習得する過程で身につけたプログラミングの基礎的な考え方は、他言語を学ぶ際にも必ず活きてくる。焦らず、自分の目的と照らし合わせながら、最初の一歩を踏み出す言語を慎重に選ぶと良い。